Beautiful African folk art
アフリカ民芸の世界
灼熱の太陽と広大な草原や砂漠が広がる神秘の大陸、アフリカ。その土地から生まれた人類の根幹とも言えるアフリカ民芸は、エスニック雑貨を扱うマライカの原点でもあります。カラフルで素朴なアフリカンアートの世界とその魅力をご紹介します。
※アフリカ民芸のアイテムは、一部店舗を除くマライカ各店、また一部商品はオンラインショップで販売しています。
灼熱の太陽と広大な草原や砂漠が広がる神秘の大陸、アフリカ。その土地から生まれた人類の根幹とも言えるアフリカ民芸は、エスニック雑貨を扱うマライカの原点でもあります。カラフルで素朴なアフリカンアートの世界とその魅力をご紹介します。
※アフリカ民芸のアイテムは、一部店舗を除くマライカ各店、また一部商品はオンラインショップで販売しています。
色鮮やかで独特のデザインが目を惹くアフリカの布や雑貨たち。ファブリックを変えたり、遊び心のあるアフリカ雑貨を一つ加えるだけで、大人のモダン・インテリアが完成します。
アフリカンマスク ¥12,000~
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アフリカンバスケット ¥2,900~
オンラインショップ
カンガ布 ¥2,000
オンラインショップ
イララ皿は、ジンバブエに住むトンガ族の女性が中心となり作られるバスケットです。「イララ」とは現地の言葉で、パームヤシを意味しておりイララ皿と呼ばれています。一点一点手で編まれ、30 cm の物を1 枚完成させるのに1 週間以上かかるともいわれます。それぞれの模様は、木の皮や根などから採取する天然染料が使われています。トンガ族の女性がトウモロコシなどの穀物を運ぶのに使われていますが、女性の手仕事として家計を担う重要な収入源にもなっています。
イララ皿 ¥2,000~
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バナナリーフクラフトは、ケニアの代表的な工芸品として知られています。やわらかなバナナの葉を編みこんで、一点一点手作業で作られる商品には、身近な素材を上手にアレンジして様々なアイテムを作り上げる、アフリカンの知恵が活きています。
バオバブの木 ¥800~25,000
アクアバはガーナのアシャンティ族に古くから伝わる人形です。子孫繁栄の象徴として知られており、現地ではアクアバ人形を枕元に置き、「子宝に恵まれますように」、「わが子が無事に生まれてきますように」いう願いを込めてお守りとして使われています。
アフリカ人形・置物 ¥5,900~
オンラインショップ
オールドのモシ族藍染布をランダムにカットしてパッチワークにした新しいシリーズ。一点ずつ異なる色落ち感が魅力の藍染布を複数組み合わせているので、このバッグひとつで様々な色あいが楽しめる贅沢さが魅力です。元々ある布の継ぎ目やフリンジの表れかた、パッチワークの配置も異なる為、一つ一つ違った表情を持っています。
またこの大容量のリュックとフラットなショルダーバッグには、トライバルな絞り染めの入ったバミレケ族藍染布も部分的に使い、さらに表情豊かになっています。
モシの人々は、主にブルキナファソを中心とした西アフリカのサバンナ地帯に居住しており、近隣地域でも広く使われる水平織機による手織りで、細幅に織られた布を何枚も縫い繋いで大きな一枚布にしています。手紬ぎ、手織りで作られたこの布は、藍染め師によって深く美しい藍色に染め上げられ、主に腰巻きとして使用されています。始めは濃い藍色ですが、手染めゆえの元々の色むらや、使用によって徐々に退色していくことで、一枚一枚異なる味わいを持った布に変化しています。
モシ族藍染め布 ¥11,800
オンラインショップ
イボ族はアフリカの民族。黒人系の単一民族としては最大規模のグループの1 つで、西アフリカのナイジェリア南東部に居住する民族です。ナイジェリアはギニア湾に面する国で、アフリカ最大の人口を持ち、他にもハウサ族、フラン族、ヨルバ族など250 種以上の部族が住んでいます。
イボ族はキリスト教徒で、言語はイボ語。アフリカでも最も進取の気性に富み、比較的教育レベルも高く、活力に満ちた人々として知られ、農耕や商業も盛んな民族です。
伝統的なこの布は、儀式や祭りの際、位の高い男性が腰巻にして身に着けたり、飾りとしてディスプレイに使用されたりするものです。
ベースとなるのは平織りの木綿布。ナイジェリアは綿花産出国で広大なサバンナに綿畑が広がっています。
昔は女性のたしなみのひとつに糸紡ぎがあり、綿花から紡ぎ、家族の服を糸から作っていた時代がありました。しかし20 世紀初頭以来流通も豊かになり国内産や輸入物の機械織りの布が普及され、糸紡ぎの伝統が今では途絶えつつあるそうです。この” ウカラ” もヨーロッパ製の木綿布が使用されており、適したサイズになるよう縫い合わされます。
初めに染料を付けたペンのような棒で図柄を描きます。その線にそって、ラフィア繊維の糸で括りながら縫い絞り染料が浸透しないよう防染します。これは男性の仕事だそうです。
余ることなくびっしり、しっかりと模様を縫い絞った後、次は藍染が施されます。こちらは女性の仕事だそうです。
ナイジェリアは湿気があり生育条件が理想的な地域では、幸いなことに野生の藍からすぐれた染料が採れるそうです。自分たちの好みの色合いに達するまで、複数回藍に浸し深いインディゴブルーに仕上げます。世界の藍染伝播には長い歴史がありますが、ナイジェリアには15世紀頃にこのような藍の防染技法がもたらされたそうです。
その後、乾燥させてからラフィアの糸を取り除きます。縫い絞られた部分は染まらずに白く残り素晴らしい模様が現れ完成します。
描かれている、ヒョウ、トカゲ、ドラム、人、幾何学的および有機的な形の模様は、「ンシビディ(Nsibidi)」と呼ばれ、何千種類もある表意文字です。イボ族の社会にエクペ結社と呼ばれる男子の秘密結社が存在しており、このンシビディ文字は彼らの抽象的な概念、教えなどを意味しています。布によく見られるヒョウはシンボルで、エクぺはヒョウという意味を持っているそうです。それぞれの柄に意味がありますが、この図象化された文字を解読する知識は秘密で結社に属する人々のみに限られており、他の者が見ても理解できないそうです。ウカラはエクペ結社の象徴として今なお大切にされています。
今回マライカでは、ウカラを使いワンピースとヘアバンド付きのスカートを作りました。個性が引き立つ魅力的なアイテムです。また、1 枚1 枚全て手作りの布のため、同じものはありません。とっておきの1 枚を見つけてみてくださいね。ウカラの布の販売もしておりますので、是非マライカにお越しください。心よりお待ちしております。
ワンピース ¥30,000
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スカート ¥30,000
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イボ族藍染布 ¥39,900
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店頭でも商品をご覧になれます。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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